●江戸明治和本●〈甲申新版〉万福百工往来【判型】半紙本1冊。縦223粍。【作者】十返舎一九作・序。晋米斎玉粒書。歌川国安・歌川豊国三世(歌川国貞初世)画。【年代等】文政6年刊記。文政7年刊。[江戸]山口屋藤兵衛(錦耕堂)板。【備考】分類「往来物」。冒頭に絵題簽を掲げた。本書は、十返舎一九が著し、大判の絵題簽を付けて山口屋板から刊行された一連の往来物の一つ。これらの多くが『和漢三才図会』から題材を得ているが、本書も同書巻第24「百工具」を参照して書かれている。諸職人が用いる種々の工具(約80点)と、庶民日用の手道具・器具類(約20点)の用途、名称の由来、材質・形状、異称などを紹介し、本文と頭書「本朝服玩之具」で、文字通り『百工(之具)』、すなわち約100点の諸道具について記す。「抑、百工之具者、雖多其品、有増之分馳筆所也。夫、工匠者、以規矩準縄為肝要…」で始まる本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭口絵に「造作繁栄之図」を掲げる。★原装・題簽付・状態概ね良好(表紙柿渋塗り、本文刷り美)。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、題簽欠が、107,800円】。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
商品の情報
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